ティール組織―マネジメントの常識を覆す次世代型組織の出現

フレデリック・ラルー (著), 嘉村賢州 (その他), 鈴木立哉 (翻訳)

名著ビジョナリー・カンパニーは何度も読んでいる読者は世界中に溢れていることでしょう。何をするかよりもまず先に誰をバスに乗せるかを考えることが超越した組織に必須と言われるように、組織の重要性は日々認識するところである。

ティール組織では、歴史的な背景を交えた組織論が展開されており、超参考になります。

サービスや商品が未完全な状態では、組織やメンバーが何よりも重要。

柔軟な考え方を持ち、芯はあるが、変化する環境に適応できる人間と一緒に仕事をしたい思いは尽きない。

◆「ティール」とは?著者は人類の歴史における組織の進化を色の波長で表現しました。最新の「進化型(ティール)組織」は、世界各地で現れつつあるまったく新しいマネジメント手法を採用する組織のことを指します。

[組織モデルの発達段階]

衝動型(レッド)……組織生活の最初の形態、数百人から数万人の規模へ。力、恐怖による支配。自他の区分、単純な因果関係の理解により分業が成立 例)マフィア、ギャングなど

順応型(アンバー)……部族社会から農業、国家、文明、官僚制の時代へ。時間の流れによる因果関係を理解し、計画が可能に。規則、規律、規範による階層構造の誕生 例)教会、軍隊、官僚組織など

達成型(オレンジ)……科学技術の発展と、イノベーション、起業家精神の時代へ。「命令と統制」から「予測と統制」へ。実力主義の誕生。効率的で複雑な階層組織 例)多国籍企業など

多元型(グリーン)……多様性と平等と文化を重視するコミュニティ型組織の時代へ。ボトムアップの意思決定、多数のステークホルダー。 例)コミューン、非営利組織、サウスウエスト航空など

進化型(ティール)……変化の激しい時代における生命体型組織の時代へ。 自主経営(セルフ・マネジメント)、全体性(ホールネス)、存在目的を重視する独自の慣行をもつ。

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